住宅ローン金利上昇に備える

2022年3月30日の、日経モーニングプラスFT、マネーのトリセツのコーナーに出演しました。「住宅ローン金利上昇に備える」というテーマでした。

番組にもあったように、固定金利が上昇し始めています。変動金利と固定金利の金利差も少し前よりは上昇しはじめています。それでも変動と固定の差は過去に比べればまだ小さい方。

解説でもお話しましたが、「変動と固定の金利差」は「金利上昇を回避する保険料」とみなしてよいと考えています。その保険料はマイナス金利政策でだいぶ下がったと言えますが、最近は上昇傾向に転じています。しかしそれでもまだ安い水準にある。

変動金利を、ただ単に毎月返済が楽になるかという理由で、選んでいる人は多いと思います。金利上昇リスクを取ってよいかどうかは家計の置かれた状況によって異なりますが、もし、皆さんが金利上昇リスクを取ってはいけない家計状況なのであれば、金利上昇リスクを回避する目的での全期間固定金利への借換も検討していただければと思います。

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