あなたの住宅ローンは大丈夫?
私の考えている住宅ローンは本当に大丈夫?
住宅ローンを払いながら今後の家計はきちんと成り立つのだろうか?
老後の生活費は足りるのかしら?
住宅ローンを組む人で、ローンを組んだ後の家計や将来に向けた貯蓄に不安を抱える人は多いです。過去10年以上、色々な家計の住宅ローンを見てきた当社、ホームローンドクターが、あなたの住宅ローンが危険か安全かを診断します。「毎月の家計収支」と「金利上昇リスク」という、2つの観点であなたの住宅ローンの安全度を見ていきます。いくつかの項目にご入力いただくと、2営業日以内に簡易分析結果をPDFにてお送りさせていただきます。診断は無料です。お気軽にご利用ください。
チェックポイント1:毎月の家計収支
チェックポイントの1つ目は「毎月の家計収支」です。本来は収入、支出、貯蓄の家計全体を見るべきなのですがそれは大変。ここでは、支出のうち「住宅に関する費用」と「毎月の貯蓄」のみに着目して家計を分析します。
【住宅関連費+毎月の貯蓄の合計額】は、「住宅購入前」も「住宅購入後」も変わらないものと仮定して分析していく手法です。住宅購入後はローンの支払だけでなく、固定資産税(月額換算したもの)や、火災保険(たとえば10年契約で60万円くらい必要と仮定)、修繕費用の積立等のコストが発生します。それらを踏まえた上で、毎月の貯蓄(年間の貯蓄額÷12)がどれくらいできそうなのかを試算していきます。当社では月あたりの貯蓄が最低でも「年収の5%÷12」になるように、できれば「年収の10%÷12」になるように、資金計画を立てることをお勧めしています。
また、「将来必要な貯蓄」からもチェックを行います。この分析ではまず、65歳時点に、退職金以外で貯めておきたい貯蓄の目標を決めます。たとえば65歳時点で、退職金以外に3,000万円貯めたいとしましょう。35歳で住宅購入をするとして、購入直後の予想貯蓄額(投資信託やIDECO、生命保険等含む)が500万円だったとします。そうすると30年で、2,500万円を貯めなければなりません。1年あたり約83万円、月換算約7万円の貯蓄を貯めていくべきということになります。この毎月の積立額と、上で分析した毎月の貯蓄額とを比較し、65歳時点での目標貯蓄額を達成できる家計かどうかを検討します(なおここでは資産運用による利回りは考えていませんし、貯蓄の目標は老後資金のみとしています)。
チェックポイント2:金利上昇リスク
チェックポイントの2つ目は「金利上昇リスク」です。家計が金利上昇リスクに耐えられるものになっているかどうかを分析し、視覚化します(ここでは簡易的に「変動金利」と「全期間固定金利」のみの比較に止めています)。
・まず、変動金利については【金利が今と同じ水準】の場合と【一定の上昇をした場合】の毎月返済額を計算します。
・次に、既に行った「毎月の家計収支」から、【ローン返済に充ててよい限界額】が分かる(オレンジの線)ので、それと【金利が一定の上昇をした場合】の毎月返済額とを比較します。
・下のグラフのように、【金利が一定の上昇をした場合】の毎月返済額が、【ローン返済に充ててよい限界額】を超えるような場合、金利上昇リスクを取ってはいけないと判断できます。
・全期間固定の場合は、その毎月返済額が【ローン返済に充ててよい限界額】を下回っており、これならOKです。この人の場合、金利上昇リスクのある変動金利は選ぶべきではなく、全期間固定金利にしておくべきと判断できます。