リスクマネージメント <リスクに備える>
住宅購入でかかえることになるリスクをすべて把握し、対処するのは簡単なことではありません。ただ、住宅ローンを利用すれば、死亡には団体信用生命保険に、火災などには火災保険に加入し、その備えはできることになります。
では、それ以外で対処しなければならないリスクにはどんなものがあるでしょうか。
色々なリスクがある中で、最も重要なことは、「必要な時に、十分な資金を確保できないこと」だと考えます。
住宅の購入を決めてから、引き渡しまでの間には、いくつもの落とし穴があり、十分な調査と準備が必要となります。住宅購入後は、数十年と長い期間であるため、ほぼ確実に、それも複数回、家計収支が赤字となる月がくるでしょう。
これらの資金不足への備えは、何も準備しなければ、かなり大変なことになりますが、事前に検討すれば、それほど大変なことではないのです。
銀行員やFPに相談するだけでは、十分な対処はできないでしょう。それは住宅という人生における最も大きな買い物をするインパクトを、適切にコントロールするためには、特化した知識と経験が必須だからです。
コストマネージメント <無駄なコストはできるだけ削る>
「コストを下げる」ので効果的なのは、「最も金利が安い」ローンを選ぶことでもなければ、「繰上返済手数料が無料」ローンを選ぶことでもありません。
コストを下げるのに効果的な方法を採用するには、住宅ローンのコスト構造をよく理解し、その性質にあわせて戦術をたてる必要があります。
どの金融機関の住宅ローンを選ぶかだけではなく、それにかかる諸費用、金利タイプ、借り方、返し方など、様々な方法を検討し、最も効率的な選択を検討することになります。そのために必要なことは、できる限り多くの商品を、可能な限り細かく調査していることが、大前提となります。
弊社では、約800種類の商品を対象とし、融資のために必要な情報を、細かくヒアリングしながら把握しています。また、それらを一斉にシミュレーションすることで、簡単に最適な選択ができるようサポートするシステムを有しています。
サポート <申込手続きから融資実行まで>
不動産取引や建築などが初めての方には、わからないことだらけでしょう。もちろん銀行と、預金以外の取引をされたことがある方もほとんどいないでしょう。
住宅ローンの手続きは、他の金融商品にくらべて格段に時間と手間がかかるので、お手続きをすすめるのは大変な負荷がかかります。また、銀行にいって取引すること自体に不安を覚える人も少なくありません。
私どもは、住宅ローンの専門家として、お申込み手続きから融資実行まで、お客様に寄り添って不安なくお手続きをすすめられるようにサポートさせていただきます。場合によって、皆さまに代わって金融機関との折衝などをさせていただきます。
特に、土地を購入して注文住宅を建築するような場合、ローン実行が4、5回になることもあり、手続きにとても手間がかかり、申込の手続きをはるかに上回る大変さになります。