住宅ローン戦略研究室(Mortgage Strategy Laboratory)は、よりよい住宅ローンを選ぶためのアイディアとそれを考えるための素材を提供いたします。
戦略研究センター
住宅ローン金利の予測については、専門機関が
研究していないので、一般的な債券等の金利
予測を参考にするとよいでしょう。
フォワードレート分析は、金利予測としての
適切性はないかもしれませんが、日本銀行の
金融政策の変更時期について、民間銀行がどの
ように予想しているか教えてくれます。
住宅ローン金利は、債券と同じようにイールド
カーブを描くことが可能です。
景気や金利の見通しだけでなく、固定期間の
異なる金利タイプの割安・割高を計ることが
できると考えています。
・スプレッド分析について
住宅ローンの金利については、変動金利と全期
間固定金利の差に注目することで、金利を相対
的な割安性を分析することができると考えてい
ます。一般的には長短スプレッドと呼ばれてい
るもので、変動金利と固定金利のどちらが割安
かを把握することができます。
・金利リスク対策について
住宅ローン金利が変化した場合、その対策とし
てどのような手段があり、また、効果がどうで
あるのか、正確に把握している人は少ないよう
です。対策はその使い方や効果を深く理解して
おくことが重要です。