住宅ローン・ランキングをのせているサイトが随分と増えています。
2019年より金利の上昇が始まっていて、住宅ローンへの関心が高まっている証拠でしょう。
そのランキングをよると驚きの事実に気づくことでしょう。
それぞれのサイトの上位を書き出して比較してみてください。
上位5つを見て、一つとして同じサイトがないのです。
そのランキングをよく見れば、驚きの事実に気づくことでしょう。
それぞれのサイトの上位を書き出して比較してみてください。
上位5つを見て、一つとして同じサイトがないのです。
これが意味するところは、何なのでしょうか。
実は、ランキングという言葉によって、思考能力を奪われていたことに気づきましたか。
ランキングというと、良い商品の順番だと思い込んでいませんでしたか。
その良い商品の順番というのが、罠の始まりです。
何の順番かをよく確認してください。
単純に、金利の安い順であれば、誤解がうまれません。
しかし、自社サイトにおけるアクセス数、人気商品(独自基準)などであれば、どうでしょう。
アクセスが多いと良い商品なのでしょうか。
では、あなたは金利の安い順のランキングを知りたかったのでしょうか?
ある意味、その情報は、あなたにとても意義あるのでしょう。
しかし、「金利が最も安いこと」が、必ずしても「トータルの支払いが最も安い」とは限りません。
あなたは、「トータルの支払いが最も安い」ランキングを見たくはないですか?
ランキングというと、多くの商品の中から選ばれていると無意識に思っていませんでしたか?
サイトを見ていただければわかる通り、母数はバラバラです。
ひどいサイトですと、10社もないこともあります。
ランキングが「なまもの」だと知っていましたか?
住宅ローンでいえば、その賞味期限は1カ月です。
それ以上を超えると、更新されたものを見るべきです。
主な罠は以上の通りです。
日本人は、誰もがランキングに興味を持ちます。
しかし、日本人のブランド信仰を利用して、巧みな罠が配置されているのです。
各サイトのランキングが違う理由はなぜなのか、よく考えてみてください。
各サイトで1位が異なるのは、絶対的な1番がある訳ではない、ということです。