資金計画に足りない返済計画

資金計画

今の資金計画に足りないのは、返済計画です。

融資金額が大きければ、審査は丁寧に行われます。

金額が大きい住宅ローンですが、返済計画がなくて、金融機関は大丈夫なのでしょうか。


金融機関は、過去のデータから返済できなく傾向を分析しています。そして、住宅ローンであれば、返済計画がなくても、判断できるとしているのでしょう。

金融機関は、お金を貸したとしても、絶対に返済できると考えている訳ではありません。
一定の確率で返せないことがあると、腹をくくっています。

借り手にとっては、貸してくれたから銀行が返済できると考えていると安心してはいけません。
もちろん返せると思って貸しているのですが、「返せない可能性がある」と考えているのです。

従って、住宅ローンを借りたなら、その低い確率を引当てないよう、自分でリスクコンロールする必要があるのです。

そのために有効な方法が、「返済計画」をたてることです。
ただ、日本人の多くは、なんとか住宅ローンは完済しようと頑張る傾向が高いようです。
だから、返済不能になることを避けることは、努力でなんとかなるようです。

心配すべきは、老後資金が不足することです。

金融機関は、そのような将来の資金不足は全く気にしていません。

むしろ、喜んで別のローンを紹介したいと考えているのかもしれません。

現在、多くの人が注意を払っていませんが、「老後資金」を準備できなくなる人が増えています。

従って、「返済計画」をたて、老後資金の準備ができるのか、確認をするプロセスを入れるべきです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました